ミニナイフその2



どうも。

鋼材に付いているクロカワと呼ばれる酸化皮膜をグラインダーで取り去ります。
この酸化皮膜
意外と高度が高いんです。
鋼材のキズも取り去ります
つまり

平面研磨なんです。

キレイに磨いた表面ですが
穴の周りを自作したタガネでキズを付け鎚目(ツチメ)を入れます。

組み立てしまうと殆ど見えなくなってしまう箇所の仕事です
ですがブレードをハンドルのみで挟み込み固定して開閉させる折り畳み式ナイフには欠かせない作業です。
直ぐにゆるゆるにならない開閉時に程よいテンションが持続します。

コレを「シブミ」というそうです。

この仕事
今まで大々的に公開していませんでしたが
コレからこのシステム、フリクションフォールダーを作ってみたい方の為にオープンする事にしました。

小さくてもしっかりと仕事をしている所を見ていただきたい主旨もあります。


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この記事へのコメント
ハ、ハンドルはもしかしてシルブァ~の鋳造っすか??
Posted by Mr.K at 2012年10月27日 17:00
>Mr.K様
はじめまして?
ご存知のとうりシルバーのキャスト物をライナーとスペーサーに使います。
Posted by noveless at 2012年10月27日 17:10
Mr.KはK職人です。判ってらっしゃったと思いますが(笑

スペーサーは別パーツでそれもキャストなのですね!お高くなりそうですね!

ゴム型とかもご自分で?外注ですか?

しぶみ の技、勉強になります。

私もシールドを、キャストで作ろうと思ってますがデザインが決まらず多分来年かかな?
Posted by Mr.K at 2012年10月28日 07:09
Kさん(*^_^*)
どーもです。
ライナーやスぺーサーの原型製作及びゴム型作製も自分です。
ジュエリーの原型師だった職歴がございまして・・・・
シールドがナイフに入ると作品が締まりますね!新作楽しみです。
ではでは
Posted by novelessnoveless at 2012年10月29日 08:31
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