

この作品はお陰様で無事に嫁入りを致しました。
「KONAMAZU」です。
スペックは前者三本と同じです。
ハンドル材は鹿の角なら何でもよいか、木のならばどんな模様でもよいか、パールならどんな模様でも…
僕自身の経験と単なる感覚によるところが多々ございますが
実は
「このデザインのナイフにはこのハンドル材の模様じゃなきゃ合わない」
のです。
どうしてもそのハンドル材を使用しなくてはならないときはそのつどデザインを修正致します。
確かに万能なデザインのナイフは存在致します、僕もその様にデザインをしているつもりです。
でも
天然の貴重な素材を活かしたいとなると話は違ってきます、よい素材は「こうしてくれ!」「こうやって使ってくれ!」とギラギラと僕に呼びかけてきます。
この対話が好きでナイフを作っているようなものです。
以上、ナイフメーカーあるあるでした。