

どうも
今回は私の作品では御座いません。
私のコレクションといいましょうか・・・いや、違う違う、教科書、資料、世界基準の物差しの紹介
このナイフの作者は「R.W.ラブレス」
そうです
近代カスタムナイフの父と呼ばれる作者が産み出した有名なラブレスナイフです。
ラブレスナイフのデザイン方法、バランス、握り心地(ハンドル整形)、面のまるめかたを熟知出来れば機能美に溢れた素晴らしいナイフを作ることが可能です。
簡単では御座いませんが…
熟知するためには氏の生き様(バックグラウンド)から研究しなくてはなりません、そして、同じような環境、同じ材料、同じ工作機械で製作をしてみなければなりません。
ですから
ラブレス氏の霊が自分に乗り移らない限りラブレスナイフそのものを作れるはずもなく、ラブレス氏を越えることは出来ません
同じ漁場で釣りをしたって釣れません
ラブレス氏のナイフよりも仕上げが美しく、綺麗なナイフを作ることは可能です。
日本人なら得意中の得意ではないのでしょうか。
オリジナルに似ているように作ったもの
カラオケで素人がモノマネ(風)をしている感じでしょうか
僕はそれを全く否定はしていません、だってそれは個人的な楽しみであり趣味なのですから。
しかし、
お客様からお金をいただいている「プロ」であれば話は全く違います
モノマネでもお金をとれるくらいのクオリティを…例えでいうならばコロッケさんでしょうか
本物を自分なりに消化して答えを出す、そこで評価をもらう。
あと、クラッシック音楽のように先人たちの作った楽曲を後世に残す為の演奏家も必ず必要です。
ラブレスナイフは後世に伝える価値のあるデザインでありナイフだからです。
僕は少し変わったナイフを作ることで有名(゜o゜;)ですが、デザインの法則や面の取り方、空間構成はラブレス氏の流れをくんでいます。
ラブレス氏のナイフと
ラブレスナイフの血統ナイフ
ラブレスナイフっぽいナイフ
この三種類のナイフの違いは何処にあるのか?
答えは単純明快
以前もブログで投稿したことがあるかもしれませんが
「三種類を握ってみること」
です。
手のセンサーは頭で考えるより素直で正確です
先ずは本物(オリジナル)を握ってみてください。
何かが見えてきます
ナイフとはなにか
オリジナルの説得力
オリジナルのエネルギー
長々失礼致しました。
ではでは
追伸…これは単なる僕の考えですので必ずしも正解では御座いません悪しからず。